◆摘出手術(再発・1回目)

2008年6/23手術・生検

基本的には手術の方法、起こりうる合併症、起こりうる後遺症は5年前に行われたものと同じ内容だったのだが、今回は補足運動野(運動の時間的順序を決める部分。服を着る、食事を作る等の複雑な動きをつかさどる)の部分に腫瘍が入り込んでいるため、手術をすることでその部分に麻痺が残る可能性が高いと言われる。
ただし麻痺は一時的なものなので、リハビリをすれば回復するとのこと。

結局手術後、補足運動野には当初言われていた程の麻痺は現れず、リハビリも思った程かからずに済んだ。

他に5年前との相違点をあげると

@手術前に額に「ステルス」と呼ばれる目印(せんねん灸のようなもの)をいくつも付けてMRIを撮る
A手術当日の朝、特定のグリオーマに反応する薬を服用する
(光過敏性の薬。おそらくクエン酸に染み込ませてあるのではないかと思うぐらい酸っぱかった。副作用は紫外線に当たると湿疹が出るというものだが、効果が5〜6時間で、その日はそれ以上の時間を手術室とICUで過ごすことになっていたので問題なかった)
B手術前日にイソジンシャンプーはしない
C手術前に麻酔を効かせやすくする薬は注射されなかった
D手術中に後頭部を左右2ヶ所固定された