◆薬一覧

薬品名内容備考
抗がん剤 ナツラン塩酸プロカルバジン。染色体異常、核酸・タンパク合成阻害をひき起こす細胞の増殖を抑えて、腫瘍の発育を抑える
ニドラン塩酸ニムスチン=ACNU。ガン細胞の成長を阻害したのち破壊する
オンコビン硫酸ビンクリスチン。細胞分裂を妨げることで細胞を死滅させる
テモダールテモゾロミド。服用することで有効成分が血管を通って脳の組織まで到達し、腫瘍細胞がむやみに増殖するのを阻止する悪性神経膠腫に効果あり
インターフェロン・ベータ免疫力を高める点滴として使用
アバスチン分子標的薬。がん細胞に栄養や酸素を運ぶ新しい血管が作られるのを妨げる大腸がん、乳がん等の他悪性神経膠腫にも効果あり
抗がん剤関係 ナゼア抗癌剤による悪心・嘔吐を防ぐニドラン、オンコビン点滴前に点滴/テモダール服用前に錠剤として服用
カイトリル抗癌剤による悪心・嘔吐を防ぐテモダール服用前に錠剤として服用
ロキソニン解熱・鎮痛剤インターフェロンによる発熱に対応
アフタッチ付着型アフタ性口内炎治療剤外来にて処方
バクタ配合錠細菌による肺炎などの感染症を防ぐテモダール服用時週3回服用
脳圧降下剤関係 グリセオール脳圧を下げる点滴として使用
デカドロン注射液デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液。ステロイド。抗炎症作用、免疫抑制作用、蘇生作用(ショック状態におちいったときの蘇生剤)・体の抵抗力を増大させる作用、止血作用、抗好酸球作用グリセオール点滴等と併せて注射。痙攣発作時には単独でも注射
プレドニン/プレドニゾロン副腎皮質ホルモン剤。ステロイド。抗炎症作用、免疫抑制作用、蘇生作用(ショック状態におちいったときの蘇生剤)・体の抵抗力を増大させる作用、止血作用、抗好酸球作用手術後に飲み薬として服用
抗てんかん薬 デパケンR錠バルプロ酸ナトリウム薬剤を難消化性の網で包んでさらに糖衣したもの。朝服用
アレビアチン錠フェニトイン錠剤は朝晩服用。注射もあるので手術前後に使用
セレニカR顆粒バルプロ酸ナトリウムプラスチック様の粒。朝服用
エクセグラン錠ゾニサミド錠剤。朝晩服用
ホストインホスフェニトインナトリウム水和物アレビアチンのプロドラッグ(体内で代謝されてアレビアチンとなる)。入院中に点滴として使用
ホリゾン注射液ジアゼパム。緊張・不安の軽減の他、てんかん状態の痙攣を抑制する効果もある入院中に使用
セルシン錠ジアゼパム。抗不安作用、鎮静・催眠作用、筋緊張緩和作用、抗けいれん作用脳神経外科にて処方
イーケプラ錠レベチラセタム。別の抗てんかん薬と併用することで、てんかん発作の抑制効果を高める錠剤。朝晩服用
抗不安薬 ツムラ加味逍遥散比較的体力のない人の肩凝り、頭痛、冷え症、気分のイライラ、月経困難、更年期症状などの症状に効果を有する漢方製剤神経内科にて処方
ソナラックス錠抗不安剤。不安や緊張をほぐし、精神を安定させる
デパスエチゾラム。脳のリラックス系の神経受容体に働きかけて不安や緊張感をやわらげる脳神経外科にて処方
便秘薬 アローゼン大腸を刺激し腸の運動を活発にして排便を促す。弛緩性便秘向き。センナ系入院中やテモダール療法時の便秘対策に
マグラックス錠/酸化マグネシウム(カマ)腸内に水分を引き寄せ、便を軟化増大させる
プルゼニド錠センノシド。大腸を刺激し腸の運動を活発にして排便を促す。弛緩性便秘向き。センナ系
ラキソベロン液ピコルスファートナトリウム水和物。大腸刺激系下剤。弛緩性便秘向き
その他 フェロミア錠鉄剤。クエン酸第一鉄ナトリウム手術後の貧血症状の改善
ガスターD錠胃酸の分泌をおさえる。ファモチジン入院中に服用
ラニチジンH2受容体拮抗薬。胃・十二指腸潰瘍、胃炎の治療薬入院中に服用
ハルシオントリアゾラム。脳の神経をしずめ、寝つきをよくする手術前日に服用
アラセナーA軟膏抗ウイルス外用薬。帯状疱疹などの治療に使われる口唇に塗布
漢方薬等 補中益気湯元気がなく胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすい人の虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせの改善実家近くの漢方薬局の他、脳外科でもテモダール治療時に処方してもらう
当帰芍薬散体力が乏しく冷え性で疲労しやすい人の、月経不順、月経異常、月経痛の改善実家近くの漢方薬局で処方
四物湯皮膚が枯渇し色つやの悪い体質で胃腸障害のない人の、月経不順、冷え性の改善
正官庄高麗人参内服液。滋養強壮